9/16/2022

喜界島の地下水採水


Hello everyone! 皆さんこんにちは!B4のManaです。
今回は奄美群島内の北東部に位置する喜界島での海水と地下水の採水と島での様子についてお届けしたいと思います。
2022年5月から毎月採水にいっており、今回は主に5月に宮入さんといった採水の様子をシェアしたいと思います。

・喜界島とは?
喜界島は周囲48.6kmと比較的小さな島です。今でも年間約2㎜ずつ隆起しているという世界的に見ても隆起速度が非常に速い島で、そのためサンゴでできた塀などが多く見られます。また日本一の白胡麻の産地としても有名です。島には胡麻のお土産や胡麻ラーメンなども沢山ありました!
上空からの様子
このように、ゴツゴツした海岸が多く、砂浜は少ないです。

喜界空港
喜界島の空港は便数も少ないため小さい駅舎くらいの大きさしかなく、とても好きです。鹿児島行きは一日二便しか飛んでいないため、今回は鹿児島に前泊しました。

・採水の様子
今回は主に三つの分析のためにサンプルを採水しました。
1. d14C分析
2. d18O分析
3. d234U分析

サンプルは下のような瓶やプラスチックの入れ物で採水をしました。空気が入らないよう、採水後はパラフィルムで密封します。
採水途中の瓶

そして地下水は主に二つの方法で採水しました。一つ目が、下のように湧水として出ているものを直接採水する方法です。喜界島には湧水としてこのように水が溜まっている地点がいくつもあります。
湧水の採水

二つ目が、下のようなコイン式の井戸から採水します。現在は地下ダムができた影響で使う人が減っていますが、農家の方がタンクに積んで使うことが多くありました。そのため、採水には多すぎる水がとんでもない勢いで出てくるので毎回びしょぬれになります。

コイン式井戸

また、役場の協力もあり、地下ダムの水も取らせていただきました。喜界島では水不足の解消と安定した水供給のために地中に止水壁を作り地下水を貯留しています。
地下ダムの水が取れる施設からの写真

帰ってからは有機物の影響をなくすために水銀を添加しました。
d18Oとd234U用のサンプルは分析まで冷蔵庫で冷やして保存してあります。

水銀添加の様子


今回は船に乗ったわけでなく、全てレンタカーで移動しての採水で特に大きなハプニングもなく終えることができました。しかし一つの地点で採水から測定などしなければいけないことが多く、特に夏の暑い時期は本当に大変でした。頑張って取ってきたサンプルなので、これから分析頑張って行こうと思います!