9/21/2009

1st ACE Symposium 参加報告




今月7日-11日、スペインのグラナダで開かれた1st Antarctic Climate Evolution (ACE) Symposiumに参加しました。

名前の通り、南極の気候・環境・氷床変動 (およびその周辺分野) の研究を行っている研究者がおよそ200名集まりました。


全体的に、古い時代 (Eocene/Oligocene境界) の話が多い印象でしたが、海外の著名な方の発表を聞くことができ、大変勉強になりました。
また、私はポスター発表を行ないましたが、某大御所の方が私の発表に興味を持って下さり、励みになりました!!

このシンポジウムの期間中には、来年1月から予定されているIODP Exp.318 Wilkes Land のミーティングも同時に行われ、乗船研究者の半分くらいとonshoreで研究を行う人が集まり、顔合わせと各々の研究計画を話しました。このようなミーティングが開かれるのは異例なことですが、航海前に知り合いが出来て心強いです。

<写真の説明>
・1枚目
coffee breakのときのポスター会場。皆さんコーヒー片手に熱心に議論しています。余談ですが、このcoffee breakのときに出てきたプチクロワッサンがすごくおいしかった・・・。

・2枚目
敷地内にある塔の上から見た会場 (科学博物館)。地方の博物館なのに、規模が大きくて驚きました (上野の科博より大きいかも)。展示の仕方も、日本と異なっていて、剥製が躍動的!でした。

・3枚目
シンポジウム・ディナーのチケット。開始時間に注目!!グラナダに着いた当初は、“スペイン時間”に苦労しました。時間のひとつをとっても、文化の違いを感じます。