古気候学で著名なローゼンタール教授(Rutgers Univ.)のご講演が講堂@東大大気海洋研でありました。
タイトル:Holocene climate records from the Indonesian seas: regional and global implications.
NatureとかScienceとかNature geoscienceとか、とにかく有名処の国際誌に毎年論文が掲載されている方で、私はその超人力を吸収しようと興味津々で聴講しました。
最先端のお話を聞くことができ大変勉強になりました。
なにより最も貴重な経験ができたのは、ローゼンタール先生とのディスカッションです。
余りにも気さくなローゼンタール先生のお人柄に甘んじて、懇親会時に自分の研究の話をベラベラ(!?)としてみました。どういう反応をされるかを知りたかったからです。そのときは、ちょっとお互いに納得のいかない所があったのですが、懇親会後に、横山先生の居室で再びローゼンタール先生とお話をすることができました!
そこでやっと、自分のデータをみせて、こういう考えだといって、伝えることができました。
怖気ずに自分の研究のことを話せたこと、ローゼンタール先生がその考えをよく聞いてくださったこと、こういうやりとりがとても刺激になりました。
今回気づいたことは、
・自分の研究でおもしろいと思ったことは、どうどうと人に伝えたくなるということ(今まで、そう思ったことは一度もなかった・・・・・・)
・違う環境にいる人と積極的にディスカッションすること
柏に来てから早1ヶ月半。空気はいいし、建物はきれい。学食あるし。いろいろな研究所が集まっている絶好の場所だから、積極的に(CCSRとか?環境棟とか?)出かけてみようと思いました。