4/05/2011

3月11日を考える


今回は地球科学を研究する学生の視点から3月11日について考えてみたいと思います。


東日本大震災の日、私たちは福島県、阿武隈山地で野外調査を行っていました。
幸い私たちは山間部を車で走っているところで無事でしたが、今回の反省点は次回に生かし、今後フィールドでの安全管理にはいっそう注意したいと思います。

地震後、研究と社会の関わり方について強く考えるようになりました。
日々の研究の真の動機が、「知りたい」という単純な気持ちであっても、社会と関わっていくことで貢献できるところには貢献しなければならないし、気候変動の研究もそれができると思っています。
今後の研究活動を長期的な視野で役立てたいと考えています。

最後に、震災で亡くなられた方、困難な状況にある方、そのご家族と友人方に哀悼の意を表します。