7/24/2011

大気海洋研の実験室その2(709号室)

D2の山口です。
今回は709号室(地学精密分析実験施設)を紹介します!

まずは磁場収束型のHR-ICP-MS(高分解能誘導結合プラズマ質量分析装置: ELEMENT XR)。一般的な四重極型のICP-MSよりも性能が良く、高精度な微量元素分析、特定元素の同位体組成分析に用いられます。

レーザーアブレーションシステム(写真左)と連結することで、サンゴ骨格微量元素組成などの高解像度・迅速分析が可能になります。D1の川久保くんが、オーストラリア国立大学で技術を学んできて、現在立ち上げ中です。
ELEMENT XR(右)とレーザーアブレーションシステム(左)

ELEMENT XRの溶液試料オートサンプラー

709号室には、微量元素分析の前処理用にクリーンルームも備えています。

クリーンルームに入る前に塵を飛ばすエアシャワー