8/27/2012

久米島調査

M2の関です。

7月に久米島へ調査に行った際に行った中学校での講演会について、8月23日(木)の沖縄タイムスに新聞記事が載りました!

私は卒論生だった2010年に2回久米島へ調査に行き、その際に久米島で採取した石筍とサンゴを用いて古気候復元の研究をしてきました。今回は、その研究をさらに進めるため、7月10日から18日の9日間、久米島へ調査に行ってきました。


まずは、現在久米島の海に生きているサンゴ探し。

久米島の海と、今回お世話になった船。
とてもいい天気でした。

カクレクマノミにも会いました!!


次は、数千年前に生きていた化石サンゴの採取。採取したサンゴは大学に持ち帰って年代測定をします。


化石サンゴを採取したシンリ浜。
海岸の黒い部分が化石サンゴです。


終了後、凪いでる海の前に立つ特任研究員の宮入さん。
朝早くからお疲れさまでした!


さらに、久米島にある「下地原鍾乳洞」と「ヤジヤーガマ」という2つの鍾乳洞で滴下水の採取も行ってきました。

今回の調査では久米島の方々にとても良くしていただき、人の縁がきっかけで、調査最終日に久米島西中学校で講演会をすることになりました。これについて、冒頭で紹介した新聞記事にしていただきました。

久米島西中学校での講演の様子。

次回の久米島調査は、10月初旬の予定です。
この調査の結果から、これからどんな分析結果が出てくるのか楽しみです!!