8/29/2012

[セミナー案内] 夏の古気候古海洋シンポジウム@柏

以下の通り、セミナーを開催致します。是非お集まりください。

’夏の古気候・古海洋シンポジウム@柏’

○共催
PAGES
INQUA commission of Coastal and Marine Processes
東京大学 大気海洋研究所 国際連携研究センター
東京大学 大気海洋研究所 地球表層圏変動センター

○日時:2012年9月5日

○開催場所:東京大学 大気海洋研究所 講堂

○アクセス:Google map

○問い合わせ先:横山祐典(yokoyama AT aori.u-tokyo.ac.jp)

○プログラム
13:00-13:15 イントロダクション (横山祐典, 東京大 大気海洋研究所)

13:20-14:20 Claude Hillaire-Marcel, (モントリオール大 、カナダ)
'18O in the Ocean: from Emilliani to now...Revisiting implicit relationships between ocean salinity, mass and volume vs. oxygen isotope composition in foraminifers'

14:20-15:20 Anne de Vernal, (モントリオール大、カナダ)
'Reconstructing sea ice in the paleoclimate system'

15:20-15:50 Coffee Break

16:00-16:40 Tezer M. Esat,(オーストラリア核物理学研究所/大気海洋研究所客員教授)
'Uranium series dating and Late Quaternary Environmental Changes'

16:40-17:10 スティーブン オブラクタ(東京大 大気海洋研究所)
'Last Glacial North Atlantic 1500 year climate cycle: A re-evaluation'

17:10-17:50 岡 顕(東京大 大気海洋研究所)
'The thermal threshold of the Atlantic meridional overturning circulation and its control by wind stress forcing during glacial climate'

17:50 閉会

18:00- 懇親会

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Paleoceanography and Paleclimatology symposium at Kashiwa

Date: Tuesday 5th September (2012)

Venue: AORI auditorium

Access: See Google map

13:00-13:15 Introduction (Y. Yokoyama, AORI, Univ Tokyo)

13:20-14:20 Claude Hillaire-Marcel (GEOTOP- University of Quebec at Montreal)
'18O in the Ocean: from Emilliani to now...Revisiting implicit relationships between ocean salinity, mass and volume vs. oxygen isotope composition in foraminifers'

14:20-15:20 Anne de Vernal (GEOTOP- University of Quebec at Montreal)
'Reconstructing sea ice in the paleoclimate system'

15:20-15:50 Coffee Break

16:00-16:40 Tezer M. Esat (Australian Nuclear Science and Technology Organizations)
'Uranium series dating and Late Quaternary Environmental Changes'

16:40-17:10 Stephen Obrochta (AORI-University of Tokyo)
'Last Glacial North Atlantic 1500 year climate cycle: A re-evaluation

17:10-17:50 Akira Oka (AORI-University of Tokyo)
'The thermal threshold of the Atlantic meridional overturning circulation and its control by wind stress forcing during glacial climate'

17:50 Closing

18:00- Drinks

8/27/2012

日本第四紀学会 8月20日〜22日

8月20日から22日にかけて、熊谷の立正大学で第四紀学会2012年大会が行われました。
横山研からの参加者は、横山先生、宮入さん、スティーブさん、中村さん(D1)、坂下さん(D1)、関(M2)の5人です。

今回の第四紀学会は「暑い熊谷で熱い討論を!」ということだそうで、確かに熊谷はとても暑かったです。

スティーブさんが若手発表賞、中村さんが学生発表賞を受賞し、懇親会会場にて表彰されました。おめでとうございます!!

表彰式で賞状を受け取った後、副賞の説明を聞く中村さん。
副賞は、日本第四紀学会特製マグカップでした。

個人的にはいろいろな方とお話できて、有意義な学会でした。
次回の学会は9月の地球化学会。それまでに今回のコメントについて勉強して行かないといけませんね!

久米島調査

M2の関です。

7月に久米島へ調査に行った際に行った中学校での講演会について、8月23日(木)の沖縄タイムスに新聞記事が載りました!

私は卒論生だった2010年に2回久米島へ調査に行き、その際に久米島で採取した石筍とサンゴを用いて古気候復元の研究をしてきました。今回は、その研究をさらに進めるため、7月10日から18日の9日間、久米島へ調査に行ってきました。


まずは、現在久米島の海に生きているサンゴ探し。

久米島の海と、今回お世話になった船。
とてもいい天気でした。

カクレクマノミにも会いました!!


次は、数千年前に生きていた化石サンゴの採取。採取したサンゴは大学に持ち帰って年代測定をします。


化石サンゴを採取したシンリ浜。
海岸の黒い部分が化石サンゴです。


終了後、凪いでる海の前に立つ特任研究員の宮入さん。
朝早くからお疲れさまでした!


さらに、久米島にある「下地原鍾乳洞」と「ヤジヤーガマ」という2つの鍾乳洞で滴下水の採取も行ってきました。

今回の調査では久米島の方々にとても良くしていただき、人の縁がきっかけで、調査最終日に久米島西中学校で講演会をすることになりました。これについて、冒頭で紹介した新聞記事にしていただきました。

久米島西中学校での講演の様子。

次回の久米島調査は、10月初旬の予定です。
この調査の結果から、これからどんな分析結果が出てくるのか楽しみです!!

8/23/2012

高知コアセンター滞在記〜田舎道は危険がいっぱい〜

こんにちは。D1窪田@高知コアセンターです。

2011年10月以来、久しぶりに高知コアセンターにて実験を行っています。
頭よりも身体が実験を覚えてるって感じがします。


こちらも大きく変わった所が何点かあるので、情報をシェアしたいと思います。



1、津波避難情報が増えた

来るべき南海沖地震に備えて、津波避難関係の情報が充実しています。

高知大学の至る所にここは海抜〜m、海岸線から〜kmという看板があるだけでなく、高知コアセンター内にも色々とシールが張ってあります。

玄関付近は海抜10m、屋上は海抜30mほどです。

しかし地震発生から5分で津波到達ということらしいですが、深夜だったらうまく逃げられるのかとても不安です。
しかも高知空港から飛行機が流されてくるのでは…?と思うとぞっとします


2、厚生会館(宿泊先)のカギ

これまでなかった玄関のカギが導入されました。

玄関には人感センサーがあるのですが、ドアを開けるまでライトが点灯しません!

つまり夜は暗い中、カギ穴を頑張って探り当てる必要がありますwww


3、生協の営業時間とリフォーム

いまは夏休み中で平日の昼しか空いていません。10/1まで11:00-13:30までの営業です。

以前にも増して食料の調達が困難な状況です!w

2階は現在リフォーム中で、もともと2階にあった購買部は1階で臨時に営業中です。

そのうち2階に戻るとのこと。


4、パン屋さんの来る日程が変更

これまで水曜日の昼に来ていたおいしい宅配パン屋さんは、いろんな曜日に出現するようになったそうです。

いまは金曜日だということ。明日が楽しみ。


5、節電が厳しくなった

四国電力も原発停止で電力が不足しており、節電の夏です。

電力がある一定量を超えると、半ば強制的に冷房がストップします。

実験室も含まれますが、暑くて作業にならない!というほどではないです。




最後に、暗くなってから、田舎道を自転車走行する際の注意点を3つ
  • 街灯が少ないので自転車のライトは必須
  • 田んぼや用水路には基本的に柵もガードレールも設けられていないので、注意しないと落ちる
  • 突然虫の集団に顔から突っ込むことがある。アクビ中だと喉の奥まで虫が侵入してくる

8/17/2012

新着論文 (Nature, Science, PNAS)


New Papers & Articles Published from 08/06/2012 to 08/12/2012 
Nature (News in Focus) Volume 488 (08/09/2012)
(1) Heat waves blamed on global warming
doi:10.1038/488143a
* An argument between NASA climatologist James Hansen and NOAA meteorologist Martin Hoerling: Are heatwaves caused by greenhouse gases or not? Kevin Trenberth from NCAR took the happy middle in this argument.
(2) Atmospheric chemistry: The X factor
 doi:10.1038/488164a
* Mauldin et al. discovered a new atmospheric oxidant: CH2OO. This should help models refine the atmospheric oxidation process. 
Nature (Letter)     
(3) A new atmospherically relevant oxidant of sulphur dioxide
 Mauldin et al
 doi: 10.1038/nature11278
* The biogenic origin of alkenes in forests seems to produce a stabilized Criegee intermediate that significantly oxidizes sulphur dioxide. Full text of the article (2) 
(4) Atmospheric CO2 forces abrupt vegetation shifts locally, but not globally
 Steven I. Higgins & Simon Scheiter
 doi: 10.1038/nature11238
* Three levels of CO2 simulations were conducted to investigate the vegetation shift in Africa. The shifts to alternative states happen, but the timing varies depending on sites.
Science (Perspectives) Volume 337 (08/10/2012)

(5) Ice sheets in transition
Peter U. Clark
doi: 10.1126/science.1226335

     * Elderfield provides new insights about the origin and timing of middle Pleistocene transition (MPT). This could be due to the expansion of Antarctic ice sheets influenced by Southern Hemisphere seasonal insolation forcing.

    Science (Research article)  

(6) Evolution of Ocean Temperature and Ice Volume through the Mid-Pleistocene Climate Transition 
H Elderfield et al.
doi:
10.1126/science.1221294

* MPT was initiated by a rapid ice volume change in Antarctica 900,000 years ago, and it looks like the cooling events didn’t happen gradually. Full text of (5).

(7) The provenances of asteroids, and their contributions to the volatile inventories of terrestrial planets.
C. Alexander et al.
doi:
10.1126/science.1223474

* The bulk hydrogen and nitrogen compositions of chondrites were plotted depending on the type of chondrites to identify the sources of Earth’s volatiles.

PNAS (Perspective) Volume 109 (08/14/2012)
(8)
The urgency of the development of CO2
capture from ambient air
Kalus Lackner et al.
doi: 10.1073/pnas.1108765109

* This is the detailed review of CO2 capture technology to fight for the goal suggested by IPCC: reduction of the CO2 emission by 30 to 85 % until 2050. Cost evaluations were also included.

(9) Image reveals that atmospheric particles can undergo liquid-liquid phase separation
Yuan You et al.
doi: 0.1073/pnas.1206414109

* New insights into atmospheric aerosol particle: liquid-liquid transition seems to happen due to humidity changes. This transition can increase gas-phase of NO3 and N2O5 and also scatter the solar radiation.  

おすすめ論文


グアム大特集 
1. Late Holocene sea-level change on Rota & Guam, Mariana Islands, and its constraint on geophysical predictions.
H. Kayane et al.
Quaternary Research,1993
グアムは、テクトニクスの活動が盛んなためS.L.の研究地域としては、当時、避けられがちであった。しかし、グアムのupliftは急激だった為、実はS.L.の研究に適していると指摘。14C測定より、4200年前頃には、海水準がMax2mに達したと判断。お隣のロタ島と比較もされている。
2. Interannual and decadal variability of the western Pacific sea surface condition for the years 1787-2000: Reconstruction based on stable isotope record from a Guam coral.
R. Asami et al.
Journal of Geophysical Research, 2005
doi:10.1029/2004JC002555
グアムの213年分の水温と塩分を酸素同位体から復元。200年で〜0.75℃のSST上昇傾向。〜0.85‰のSSS減少傾向。炭素同位体も分析されている。日射量、または大気中の二酸化炭素を記録しているようだ。
3. Carbon and oxygen isotope composition of a Guam coral and their relationships to environmental variables in the western Pacific.
R. Asami et al.
Palaeoceanography, Palaeoclimatology, Palaeoecology, 2004
doi: 10.1016/j.paleo.2004.05.014
上で述べたサンプルをHigh Resolution (32samples/year)1980年から2000年分まで分析。サンゴの酸素同位体からSSSSST以外に海水の同位体も推測。サンゴ酸素同位体とSSTは海水温が27℃以下の時の方が相関が良い。
4.Relationship between modern rainfall variability, cave dripwater, and stalagmite geochemistry in Guam, USA.
J. Partin et al.
Geochemistry, Geophysics, Geosystems, 2012
doi: 10.1029/2011GC003930
同じ洞窟内でも、鍾乳石によってdrip waterに大差がある事を証明。Dripwaterに降水量の情報がよく反映されたものをサンプルとして選定し、Mg/Ca と酸素同位体比を分析して干ばつの記録を復元。
5. Magnesium and Strontium systematics in tropical speleothems from the western pacific.
D. Sinclair et al.
Chemical Geology, 2012
doi: 10.1016/j.chemgeo.2011.10.008
熱帯の洞窟のサンプルをすべてまとめて、Sr/CaMg/Caの相関性を調べた。この相関係数は、地域が違っても似ている事がわかり、PCP effectは違う地域でも同じシステムで起きているようだ。
6.Illuminating sea-level fall around AD1220-1510 in the Pacific islands: implications for environmental change and cultural transformation
P. Nunn
New Zealand Geographer, 2000
doi: 10.1111/j.1745-7939.2000.tb00559.x
Medieval Warm PeriodLittle Ice Age が太平洋諸島に与えた影響について。急激なS.L.の降下がサンゴを死滅させ、それに頼る生態系と人間の生活が大きな打撃を受けた。
7. Holocene changes in sea level: evidence in Micronesia
F. Shepard et al
Science, 1967
doi: 10.1111/j.1745-7939.2000.tb00559.x
グアムの古気候を語ったなかで最も古いと思われる論文。グアム南部において、1.5mくらいに隆起しているサンゴ化石は、3000年前くらいのものと推定。
8. Field Guide to Caves and Karst of Guam
D. Taborosi
BessPress,
東ヨーロッパ出身の私の先輩による、グアム洞窟を開拓、mappingした逸品。

8/16/2012

国際サンゴ礁学会@ケアンズ

同じグレートバリアリーフのケアンズで国際サンゴ礁学会があり、横山准教授は引き続きオーストラリアに残り学会にて発表を行いました。

開会式の様子。

タヒチの掘削結果(IODP Exp 310)も含めた特別セッションが組まれたそうです。

ケアンズはIODPのGBRプロジェクトの試料採取測線である、Noggins Passの近くに位置しています。

海洋酸性化の研究やサンゴの遺伝子、魚などの生物の研究など、サンゴ礁に関した幅広い情報収集の場として、とても有意義な場だったようです。

学会前のアイスブレーキングの様子。

IODP GBRプロジェクトの年代測定グループと。
左からWHOIのトンプソン博士、オクスフォード大のトーマス博士、横山准教授。

左から岡山大・管教授、横山准教授、ドイツで2年間の長期滞在中の井上助教。

IODP Exp 325ポストクルーズ会議@Heron Island, Great Barrier Reef

7月1日から3日に、オーストラリアのグレートバリアリーフのヘロン島にて、IODPのExp 325の第2回ポストクルーズ会議が行われ、横山准教授が参加しました。

グラッドストーンからのフェリーはかなり揺れ、船酔いに見舞われた人も多かったり、淡水製造装置の故障から、シャワー施設を使えなかったりと、“相変わらず”のアクシデント続きだったようです。

首席研究員であるために、準備や運営に時間と神経(!)を使い、これまでの分析結果の検討と、共同研究の計画、出版計画などをたてたとのことです。
採取に困難を伴ったサンプルであったため、分析結果が心配されたところ、とても面白い成果が出てきていたそうです。
そのため、成果の公表を今後は早めに行ったほうがいいということを強く感じたとのことです。

会議の行われた部屋の様子。サイエンスチームのメンバー達。

ヘロン島の周りのリーフの観察や、クイーンズランド大の海洋研究センターの飼育設備なども見学されたそうです。
世界遺産のグレートバリアリーフ、ヘロン島の国立公園。

GBRに沈む夕日。結構寒かったみたいです。


クイーンズランド大の海洋研究センターにて。出国直前にケガをされたせいで、杖が。

産総研の鈴木さんと横山先生。会議のあと、国際サンゴ礁学会@ケアンズに移動する途中のブリスベーンにて。

8/10/2012

屋久島に行ってきました(2日目)

D1の坂下です。

先ほどの続きです。

1日目のデンドロメータと気象計のチェックの後、
2日目は朝5時頃ホテルを出発し、車ではいけない山の中に設置されているデンドロメータと気象計のチェックに行きました。その際、屋久島の観光ガイドの方に手伝っていただきました。

山の中に設置されているデンドロメータおよび気象計の設置場所まで行くには
基本的にトロッコ道をあるくのですが、今回は特別に途中までトロッコにのせていただきました。
(途中、観光客の方に写真をたくさんとられながらの移動でしたのでけっこう恥ずかしかったですが。。。)

トロッコから降りた後は
あとはひたすらトロッコ道を歩きました(往復で6時間くらい。。。)

今回気象計をチェックした結果、雨は多いとき1日600mm以上降っているときもあったので驚きでした(さすが日本一雨が多いところ。。。)

以下写真です。


デンドロメータチェック(設置している中で一番大きな杉です:直径1.4 mくらい?)


山の中に設置してある気象計(宇宙線研などに展示されている屋久スギがとれた場所の近くです)




移動中にはシカにたくさん会いました(あとサルもいます)


スギの赤ちゃんもところどころに生えていました。
(将来立派な屋久スギになって欲しいものです)





屋久島に行ってきました(1日目)

皆様、D1の坂下渉です。

7月27日から29日までの3日間、横山研OBで現東工大流動機構の阿瀬さんと屋久島に行ってきました。

今回の屋久島へ行った目的は東工大の研究室が屋久島に設置している
デンドロメータ(木の成長量を測るものです)、気象計(気温・降水量・湿度など)のチェックが目的です。

まず1日目です。

江戸川台駅から始発の電車に乗り、羽田空港8時発鹿児島空港行の飛行機に乗りました
(かなり眠かったですが。。。)
その後、鹿児島空港で屋久島行のプロペラ機に乗り換えて昼前には屋久島に到着しました!!


屋久島の空港に到着したプロペラ機

到着後、もうお昼だったので、レンタカーを借りてご飯を食べにいきました。
お昼は屋久島では有名らしい「屋久どん」といううどん屋さんで食べました。非常に美味でした!!


お昼に食べたトビウオの姿揚げとトビウオのさつま揚げ入りうどん


お昼を食べた後、早速、山のふもとに設置されてあるデンドロメータのチェックに行きました。
最初、車で行けるということだったので油断していたのですが
ほとんどがけもの道だったので、かなり車が揺れたり、小さい木が途中倒れていたりして
意外とハードでした。


なんとかデンドロメータの設置場所についた後は合計30本設置してあるデンドロメータと
気象計のチェックを阿瀬さんと協力して行いました(以下写真)


デンドロメータをチェックする阿瀬さん


雨量計の中身
(片方の天秤に水がたまり、ある一定量水がたまったら天秤が傾いて水が下に流れリセットされ
また水が溜まるというシステム。その回数で雨量を測定するみたいです)


以上のチェックが終わった後は、2日目が朝5時ごろにホテルを出発だったので早めに寝ました。


2日目に続く。。。





8/02/2012

20120731新着論文(ELSEVIER)


Earth and Planetary Science Letters
Volumes 339–340, Pages 1-164 (15 July 2012)
1, Sustained low marine sulfate concentrations from the Neoproterozoic to the Cambrian: Insights from carbonates of northwestern Mexico and eastern California
Sean J. Loyd, Pedro J. Marenco, James W. Hagadorn, Timothy W. Lyons, Alan J. Kaufman, Francisco Sour-Tovar, Frank A. Corsetti
Neoproteozoic, Cambrian, sulfur isotope

2, Pronounced subsurface cooling of North Atlantic waters off Northwest Africa during Dansgaard–Oeschger interstadials
Jung-Hyun Kim, Oscar E. Romero, Gerrit Lohmann, Barbara Donner, Thomas Laepple, Eddie Haam, Jaap S. Sinninghe Damsté
DO cycles, AMOC, Alkenone, Tex86

3, Toward constraining the long-term reversing behavior of the geodynamo: A new “Maya” superchron 1 billion years ago from the magnetostratigraphy of the Kartochka Formation (southwestern Siberia)
Yves Gallet, Vladimir Pavlov, Galen Halverson, Gauthier Hulot

4, 230Th and 232Th distributions in mid-latitudes of the North Pacific Ocean: Effect of bottom scavenging
Ayako Okubo, Hajime Obata, Toshitaka Gamo, Masatoshi Yamada
Thorium isotopes, North Pacific Ocean, seawater, scavenging

Quaternary Science Reviews
Volume 48, Pages 1-112 (10 August 2012)
5, Global characterization of the Holocene Thermal Maximum
H. Renssen, H. Seppä, X. Crosta, H. Goosse, D.M. Roche
Holocene Thermal Maximum, model, global variations

6, LGM ice sheet extent in the Weddell Sea: evidence for diachronous behavior of Antarctic Ice Sheets
Travis Stolldorf, Hans-Werner Schenke, John B. Anderson
Antarctica, Weddell Sea, LGM, Ice Sheet,

7, Mid-late Holocene environmental history of Kulunda, southern West Siberia: vegetation, climate and humans
Natalia Rudaya, Larisa Nazarova, Danis Nourgaliev, Olga Palagushkina, Dmitry Papin, Larisa Frolova
vegetation, Pollen, Diatom, Siberia

8, Temporal offsets between surface temperature, ice-rafting and bottom flow speed proxies in the glacial (MIS 3) northern North Atlantic
Lukas Jonkers, Maarten A. Prins, Matthias Moros, Gert Jan Weltje, Simon R. Troelstra, Geert-Jan A. Brummer
Heinrich event, Ice-rafting event, North Atlantic, foraminifera, assemblage, Mg/Ca, δ18O

9, Dating High Arctic Holocene relative sea level changes using juvenile articulated marine shells in raised beaches
Antony J. Long, Mateusz C. Strzelecki, Jerry M. Lloyd, Charlotte L. Bryant
Arctic, raised beach, Relative sea level, Glacio-isostasy

10, The influence of 14C reservoir age on interpretation of paleolimnological records from the Tibetan Plateau
Juzhi Hou, William J. D'Andrea, Zhonghui Liu
Tibetan Plateau, Lake, Radiocarbon, Reservoir age

11, Vegetation and climate in Southern Hemisphere mid-latitudes since 210 ka: new insights from marine and terrestrial pollen records from New Zealand
M.T. Ryan, G.B. Dunbar, M.J. Vandergoes, H.L. Neil, M.J. Hannah, R.M. Newnham, H. Bostock, B.V. Alloway


Marine Geology
Volumes 315–318, Pages 1-162 (15 June 2012)
特になし

担当;D2川久保