こんにちは!トンガ滞在の守護神、虫よけのフーフーです。
今日は潮干狩り貝のサンプリングの様子についてお伝えしようと思います。
今回の調査では、外海に面した地点、先史時代の首都付近、湾の最奥部の3地点において、貝と海水をサンプリングすることが主な目標でした。
3つのサンプリング地点。黄色の線はメインの道路、さみしい。 |
メインの道路が島の周りしかないということもあり、船で調査へ。
野郎ども、島が見えたぞ! |
日本のようにちまちま潮干狩りなんてしません。シャベルで大胆に。
ANUのClark先生(左)とサポートをしていただいた現地の方々 |
するとこんな感じにドッサリ。
サンプルが大漁でご満悦の筆者 |
マングローブの中にも突入してサンプリングへ。
野山にまじりて貝を取りつつ… |
残念ながら木の根元付近には貝がいなかったのでザブザブと沖合へ。
なんと、Mu'a地域を管轄するリーダー(手前)も採集に参加してくださいました |
シャベルも何も使えないって? あんたには立派な足がついてるじゃないか。
こんな感じ。
1. 裸足で歩きます |
2. 指先を海底に突っ込み貝を見つける |
3. 足はそのままに、獲る! |
これがトンガに伝わる伝統漁法、「足掘式」です(うそです)。
取ったサンプルは身が腐敗しないように乾燥させます。
トンガは虫王国なので、このような覆いは必須。 |
取った量に比べて乾燥させてるサンプルが少ないって?心配は無用です。
このあとスタッフがおいしくいただきました。
サンプルのココナッツミルク煮 |
次回はサンゴと鍾乳石採集についてお伝えします。残念ながら食べられないですね。
それでは、M1の福與でした。