3/12/2020

サロマ湖観測

こんにちは、修士1年の清水です。

2/21~27の期間で北海道のサロマ湖観測に参加してきましたので、その様子を紹介したいと思います。

今回私が訪れたサロマ湖はオホーツク海に面しており、冬の間は湖面が結氷します。滞在中の気温は基本的に氷点下を下回っており、最低気温が-20℃近くまで下がることもありました。ただし地元の人によれば0℃ぐらいだと"ポカポカ"らしいです笑。

サロマ湖
一面に湖氷が広がっている

今回の観測に参加した目的は、海氷観測の方法について学ぶこととサロマ湖の湖氷コアを採取することでした。調査期間中は北見工業大学の舘山一孝准教授の研究室に観測メンバーとして加えていただき、様々な観測に携わる機会を与えていただきました。また計10本の氷厚30~50cmの湖氷コアをサンプリングすることができたので、今後こちらの研究室で湖氷中の10Beを分析する研究を進めていきたいと考えています。

湖氷コアのサンプリング
手回しドリルで湖氷に穴を開ける

宿に戻った後は北見工業大学の皆さんと交流する場面が多々あり、飲み会で地元や大学の話など様々な話題(あとやけにリアルな怪談話とか)で盛り上がったり、オセロで遊んだりして楽しかったです。
また牡蠣パーティーに参加したり、砕氷船に乗って流氷を観察したりする機会もあり、充実した時間を過ごすことができました。

牡蠣パーティー
牡蠣は酒蒸しで

女満別空港
LS北見のサイン入りカーリングストーン


今回のサロマ湖観測では館山先生を始めとする北見工業大学の皆様には大変お世話になりました。本当にありがとうございました!