10/15/2021

島根調査

こんにちは〜M1の根本です!

もう2ヶ月以上前のことになってしまいますが8月に島根調査(巡検)に行ってきたのでそれについて書こうと思います。今回は写真をいくつか撮ってきたので後半で紹介します。

 

8月上旬の3日間で島根県浜田市を中心に調査に行ってきました。横山研からは私のほか横山先生、宮入さん、近藤さん、佳さんが参加し、産総研や地質コンサルの方も参加しました。私の研究とは直接関わるわけではないですが、コロナ禍で調査経験のない私に横山先生が声をかけてくださいました。授業での巡検/調査は行ったことがあるもののちゃんとした(?)調査は初めてでいい経験になりました。

 

今回は今後のサンプリングに向けた下見ということでしたがいくつかサンプリングもしました。ヤッコカンザシをたくさん採取した思い出が強く残っています。ヤッコカンザシって何?と思われるかと思いますがこれです。白いやつ。




 

気持ち悪い生き物かと思っていましたが、生きているやつではないからか普通の見た目ですね(そもそも体そのものではなく棲管という暮らしていた場所)。砂浜にうじゃうじゃいたフナムシの方がよっぽど気持ち悪いですね。生きているのは今回拝めなかったので私も詳しい生態は知らないですが、潮間帯に生息しているという嬉しい特徴があります。ヤッコカンザシの年代が分かれば昔海面があったということが分かるのです。詳しくはまたどこかの機会で。

 

事前に下見する場所はいろいろ考えていたみたいですが、現地に行ってみると思わぬ発見があったりして臨機応変に計画を変更していたのを覚えています。先生や宮入さんが「フィールドに行かないとわからないことが多い」というようなことをおっしゃっていましたがオフィスにいるだけではダメだなということを改めて学びました。

 

さて、島根ということで太平洋側に住んでいる我々にとって馴染みがないのが日本海ですね。何枚か写真を撮ったのでこれを掲載してこの記事の締めとしたいと思います。私の故郷である湘南の海より綺麗です。


電柱がなんか邪魔ですね…でも海が綺麗です

陸繋島みたいに砂が堆積してました