こんにちは.博士課程1年の常岡です.
遂に「奄美・Kuroshio教育研究拠点」でのプロジェクトが本格始動するとのことで,昨年12月に奄美大島にてシンポジウムおよび普及講演会が開催されました.大寒の名に恥じぬ寒さに耐え忍びながら,2か月前のあたたかな奄美での記憶に思いを馳せます.
まず12月2日に開催されたキックオフシンポジウムのテーマは「奄美KUROSHIO研究拠点の夢を語る」です.タイトル通り"夢を語る"ということで,奄美群島の首長さんたちや東大の先生方がそれぞれの思いを語ってくださいました.その日の朝,W杯スペイン戦の歴史的勝利が挙げられたわけですが,日本中を巻き込んだ熱狂の渦に勝るとも劣らない熱い夢が奄美にあったのです.また,3日には「セカイとつながる奄美~島嶼域における環境学研究~」と題した普及講演会が催されました.こちらはより研究に焦点を当てた内容で,奄美から始まる世界的研究の一端を垣間見ました.
なぜ今奄美なのか?そしてどんな研究教育拠点となることを夢見ているのか...?上手く内容を要約できればよかったのですが,私の拙文を読むよりもぜひこちらをご覧ください.
https://www.u-tokyo.ac.jp/adm/fsi/ja/projects/sdgs/project_00219.html
シンポジウムにて,横山先生のお話 |
一方,我々学生は裏方として会場準備やオンライン配信の管理,現地での警備に奔走する傍ら,奄美を堪能してきました.生憎,我々が滞在した5日間は天候に恵まれませんでしたが,雄大な自然と海の幸は都会の喧騒に疲れた心にゆとりを思い出させてくれたのです.
毎日海ぶどうを食べました.おいしかったです.
アマミシリケンイモリというらしいです |
最終日に空港へ向かう道中,イモリに出会いました.彼らは珍しがって近づく我々に目もくれませんでした.この奄美から始まる未来を見つめているのでしょうか.
綺麗な海ですね |