7/05/2008

プレスリリース!

宮原研究員らの研究成果、「屋久杉を使って1100年前の太陽活動の復元に成功」が、7月4日付けで理学系研究科からプレスリリースされました!

概要:
東京大学大学院理学系研究科の宮原ひろ子日本学術振興会特別研究員と横山祐典講師は、名古屋大学太陽地球環境研究所のグループとともに、屋久杉の分析により今から約1100年前の太陽活動の変動を復元することに成功しました。その結果、気候が暖かかった中世においては太陽の活動が非常に活発であったことが判明しました。一方で、現代における太陽活動度はある程度活発なレベルに分類されるが約1100年前の中世初期ほどではないこともわかりました。このことは、現代の急激な温暖化が、活発な太陽活動のみでは説明できないほど深刻に進行していることを示唆しており、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の第4次評価報告にあるように、現在の温暖化は人為起源の温暖化ガスによるところが大きいことを支持する結果となっています。




時事通信が記事を配信しており、新聞やウェブニュースなど各所で報道されています。

元の論文、"Possible link between multi-decadal climate cycles and periodic reversals of solar magnetic field polarity"(Hiroko Miyahara, Yusuke Yokoyama and Kimiaki Masuda, in press)は、Earth and Planetary Science Lettersに7月中旬に掲載予定です。